導入装置一覧

東レリサーチセンターの各研究部が保有している導入装置についてご案内します。
最新の分析装置をいち早く導入し、最先端の技術をご提供。また、業界最大クラスの保存設備を保有し、多彩な保存条件にも対応しております。

最新導入装置

  • 2019.09

    充放電/昇温 in situ X線回折 導入しました

    充放電や昇温過程におけるその場(in situ)X線回折測定のニーズに応えるべく、従来よりも高速で測定できるX線回折装置を導入しました。充放電や昇温時の反応に伴う結晶相変化をより詳細に解析可能になります。
    リチウムイオン二次電池の研究用ラミネートセルに対して透過性の高いMo線源と2次元検出器を用いることで、10C(6分で放電または充電)程度の高速充放電においても正負極の結晶相変化を測定できるようになりました。また、広可動域ステージを搭載し、電極面内における反応分布のマッピング測定も可能です。
    昇温測定については気密高温ステージを用い、グローブボックスなどの不活性雰囲気に近い状態で測定することができます。また、ガスフロー機構も搭載し、特殊雰囲気下での測定も可能です。
    工業材料などの一般的な測定から、充放電や昇温過程におけるその場測定まで可能な装置となっております。各種in situ X線回折測定のご要望がありましたら、是非お問い合わせください。

    ≪関連資料≫
    充放電in situ XRDを用いたLIBの劣化解析
    XRDによる黒鉛負極の充電状態マッピング

  • 2019.06

    Qバンド/高温 ESR 導入しました

    ラジカルの高分解能測定及び高感度・高温測定のニーズに応えるべく、Qバンド/高温ESR装置を導入しました。ラジカルはポリマーの劣化や反応の活性点、着色源、各種材料の欠陥構造等として存在するため、ラジカル種を特定し、その量を把握することは材料の設計開発を行う上で非常に有効です。ESR法ではラジカルを高感度かつ定量的に評価することが可能です。
    本装置では、一般的に使用されるXバンド(9.5 GHz)において、従来機比、高感度かつ高温(~900℃)での測定が可能となりました。また、より高周波であるQバンド(34 GHz)を搭載しており、Xバンド測定に比べ、分解能が約4倍向上、遷移金属イオンや希土類イオンなどの不対電子を複数持つ高スピン系のスペクトル解析が詳細に行えるようになりました。適用分野は、耐熱性高分子の熱劣化及び変色要因解析、複合材料や電池材料などの各種雰囲気下でのラジカル発生・減衰過程評価、セラミックス材料中の欠陥及び遷移金属イオン評価等です。IRやNMRではわからない初期反応過程を評価したい、着色要因を特定したい等のご要望がありましたら、是非お問い合わせください。

    ≪関連資料:The TRC News 記事No.201906-02≫
    多周波/高温ESR装置によるラジカル及び金属イオンの評価
    ―フッ素系樹脂、ダイヤモンド粉末、シリカガラス、発光体粉末への適用―

  • 2019.04

    LESA(局所表面溶媒抽出ロボットイオン源)を搭載したNano ESI-MSを導入しました

    有機分析化学研究部では、新たにLESA(Liquid Extract Surface Analysis)機能を搭載したNano ESI-MSシステムを導入しました。これまでに対応が困難だった以下の2点が可能になりました。
    ①解離性化合物(錯体、有機金属塩)や特殊な溶液(高濃度溶液、高/低pH溶液)中成分の構造解析
    Nanoフローにより、従来よりソフトなイオン化電圧条件で測定可能なことから、試料量が微量でも高感度で分子量関連イオンを安定的に検出可能です。またOrbitrapによる高質量分解能測定であることから、高精度な組成演算が可能です。
    ②局所的な溶媒抽出 Nano ESI-MS測定
    ロボットイオン源によるLESA機能を使用することで、試料表面の局所的な(空間分解能>400 μmφの)溶媒抽出液を調製して、表面付着成分の詳細な構造解析が可能です。
    様々な分野に適用可能な装置ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

導入装置・保有機能一覧

材料物性研究部

マクロからナノ領域、汎用材料から先端材料までの特性を、広い視野と多くの経験から問題解決的に測定・解析します。

構造化学研究部

最先端の半導体関連分野からポリマーなどの有機材料まで、各種材料の構造解析や組成分析を行い、分子構造と機能や物性との関連を解明します。

表面科学研究部

ナノテクノロジーの発展に重要な材料の表面・界面を詳細に分析し、特性との相関を明らかにします。

形態科学研究部

ナノテクノロジーの発展と共に極小化する各種デバイスや材料評価に不可欠な様々な顕微鏡観察・分析手法を駆使し、特性との相関を明らかにします。

有機分析化学研究部

最先端の分析装置と多様な前処理技術、高度な解析力を駆使して、定性・定量を行います。

無機分析化学研究部

工業材料の元素組成分析、極微量元素定量、イオン分析、さらに医薬品・生体試料中微量元素分析を実施します。

CMC分析研究部

低分子医薬品から核酸・ペプチド・抗体医薬品まで、多岐にわたる医薬品の安定性試験・品質試験を実施します。

バイオメディカル分析
研究部

バイオ・医薬品、ライフイノベーション分野における探索・開発研究、GLP・GMPなどの規制対応から課題解決まで、豊富な経験と広範な分析・解析技術で支援します。