再生医療/培養装置・培地・試薬

日本発の技術であるiPS細胞等を用いた再生医療は、臨床現場の新たな治療の選択肢として、大きな期待が寄せられています。市場の急速な拡大が予想され、再生医療製品やその周辺機器、加工プロセスなどに関する技術開発、安全性等の評価手法の開発が急ピッチで進められています。再生医療製品の円滑な開発を支援させていただきます。

スキャフォールド(足場材)の評価

細胞の接着,増殖,分化を制御するための細胞培養基材として、また、体内での再生誘導を目的として、スキャフォールドは、再生医療には欠かせない材料です。材料としての安全性の評価、細胞とのインタラクションなど、技術開発におけるマクロからミクロに至る多くの課題解明に、当社の材料分析機能をご提供します。

細胞の品質、培地中の微量成分分析

細胞の増殖、分化を制御するためには、それぞれに最適な成分の培地が用いられます。また、目的通りの増殖、分化が行われていることを確認する指標としても、培地中の微量な成分の評価が必要となります。即ち、培地の精密な管理は、細胞の品質の重要な評価法として期待されています。培地成分の網羅的な解析から、重要成分の精密な評価まで、目的に合わせた評価を支援いたします。

培養装置、周辺基材の評価

培養に用いる基材(シャーレなど)や、保存容器など、治療に用いられる細胞などに直接に接する材料は、その安全性は最善に管理される必要があります。安全性に影響する成分の分析、表面加工状況の解析、管理など、安全性の管理をお手伝いいたします。

分析メニュー

  着目点 分析手法
足場材 成分組成 アミノ酸分析
液体クロマトグラフ・質量分析(LC/MS)
高次構造 円偏光二色性(CD)
ラマン分光法(Raman)
固体NMR・NMR
物性 動的粘弾性
濡れ性
表面解析、表面組成 飛行時間型2次イオン質量分析法(TOF-SIMS)
X線光電子分光法(XPS)
原子間力顕微鏡(AFM)
培地 培地品質 アミノ酸分析
ビタミン LC/MS、GC/MS
脂質、糖分析
ELISA
誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)、誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)
代謝成分の分析 液体クロマトグラフ・質量分析(LC/MS)
ガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS)
誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)、誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)
プロテオーム解析
遺伝子発現、miRNA(DNAチップ)
培養基材の評価 安全性試験 生物学的試験:細胞毒性、皮膚感作性、刺激性/皮内反応性、急性/亜急性毒性、遺伝毒性、発熱性、血液適合性、埋植試験
溶出試験
Extractable、Leachable試験
液体クロマトグラフ・質量分析(LC/MS)
ガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS)
誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)、誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)
表面解析、表面組成 飛行時間型2次イオン質量分析法(TOF-SIMS)
X線光電子分光法(XPS)
透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡観察、
試薬 成分組成 誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)、誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)
液体クロマトグラフ・質量分析(LC/MS)
ガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS)
細胞の品質 幹細胞マーカーの測定 qPCR、フローサイトメトリー(FACS)
細胞生存率 トリパンブルー法
細胞増殖速度 ATR測定
遺伝子発現解析 DNAチップ

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