動的粘弾性法
(Dynamic Viscoelastic Method)

原理

試料に微小振幅の正弦波形の歪みを与えると、定常状態で正弦波形の応力が検出できる。この応力の周波数は歪みのそれと同じであるが、位相に遅れが生じる。応力は歪みと同一位相の成分(弾性的成分)と、位相が90゜遅れた成分(粘性的成分)に分けることができる。これらの成分から、各種粘弾性パラメーター(剪断変形の場合、G’ :貯蔵剛性率、G” :損失剛性率、 G*:複素剛性率、η*:複素粘性率、等)を算出する。

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