シミュレーション

計算機サーバーやスーパーコンピューターなどのハード、およびGUIなどのソフトの発達により、現実的な時間内で様々なモデルのシミュレーションが可能になりました。当社では、主に第一原理計算や分子動力学計算の技術により、各種分光スペクトルの解析、電子構造解析、各種のエネルギーや物性値を算出し、機能発現のメカニズム解明や、物性そのものの予測を実施しております。また、樹脂流動解析や半導体パッケージの熱応力シミュレーションにも対応致します。

  • 第一原理計算 (First-principles calculation)

    Schrödinger方程式(波動方程式)を、実験などより得られたパラメータを用いずに解く計算を第一原理計算と言います。系のエネルギーや構造など様々な情報が得られます。

  • 分子動力学計算 (Molecular dynamics calculation)

    物質を構成する原子1つ1つに対して、古典力学におけるNewtonの運動方程式を解き、原子位置やエネルギーの時間変化を追跡する手法を分子動力学法(MD計算)と言います。動径分布関数、自己拡散係数など様々な情報が得られます。