イオンモビリティ質量分析計を用いた分析法のご紹介

記事No. 202303-02
タイトル

イオンモビリティ質量分析計を用いた分析法のご紹介

著者 バイオメディカル分析研究部 矢崎 啓寿
要旨 イオンモビリティ質量分析計は、従来型の質量分析計では分離不可能な同一質量の構造異性体の分離が可能であることから、抗体医薬品やADCの特性解析、糖鎖構造解析、結合位置解析、ペプチドマッピング、核酸医薬品の不純物分析、オリゴヌクレオチドのバイオアナリシス、バイオマーカーの網羅的な解析などの様々なアプリケーションへの活用が期待できる。
ここでは、東レリサーチセンターで導入したイオンモビリティ質量分析計の特徴と、ジスルフィド結合位置解析及び糖鎖構造解析の実例を紹介する。
目次
(全4ページ)
  1. はじめに
  2. 分析法の概要
  3. 分析実例
  4. まとめ
図表
  1. TIMSデバイスの概略図
  2. 断片化された抗体のヒンジ部
  3. ペプチド2種類のモビログラム
  4. 同一質量の糖鎖標準品2種類の混合物のモビログラム
  5. クリーンナップ処理によるバックグラウンドの低減
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