高分解能MALDI-MSおよびKMD解析による工業材料の化学構造解析

記事No. 202301-02
タイトル

高分解能MALDI-MSおよびKMD解析による工業材料の化学構造解析

著者 有機分析化学研究部 田口嘉彦
要旨 近年、高分解能の質量分析計の普及に伴い、質量分析で得られる情報がはるかに多くなる一方で、解析に要する時間も増加するという問題も出てきた。これに対して、新しい解析法を用いることにより、マススペクトルの全体像を把握して、効率よく解析を行う試みがなされている。
ここでは、高分解能MALDI-MSによる精密質量測定と新しい解析法を組み合わせた界面活性剤の化学構造解析事例、さらにエポキシ樹脂の反応追跡を行った事例を紹介する。
目次
(全4ページ)
  1. はじめに
  2. Kendrick Mass Defect(KMD)解析
  3. 界面活性剤の化学構造解析
  4. エポキシ樹脂の硬化反応の追跡
  5. まとめ
図表
  1. 各化合物の精密質量(計算値)
  2. 各化合物のKM
  3. KMDプロット
  4. Tween® 85の化学構造
  5. Tween® 85のマススペクトル
    a) 全体図 b) 拡大図
  6. Tween®85のKMDプロット
  7. KMDプロットから解析された化学構造
  8. エポキシ樹脂のマススペクトル
    a) 加熱前 b) 80℃, 40分加熱
  9. KMDプロット
    a) 加熱前 b) 80℃, 40分加熱
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