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再生医療分野でのバイオマテリアル評価
―足場材のアルギン酸物性とゲル化メカニズム―

記事No. 201911-01
タイトル

再生医療分野でのバイオマテリアル評価
―足場材のアルギン酸物性とゲル化メカニズム―

著者 構造化学研究部 中田 克、石田 宏之
材料物性研究部 大田 玲奈
形態科学研究部 内山 博允
要旨 再生医療分野におけるバイオマテリアルには、細胞機能の向上を目的とした材料設計が求められる。どのような特性が細胞機能に寄与しているかの詳細は未解明な課題であるが、力学や形態特性が注目されている。
本稿ではアルギン酸ゲルを対象として特性評価例を紹介する。また、ゲル化メカニズム解明は特性制御にとって重要であり、アルギン酸の水溶液からのゲル化過程の分析によって、ゲル化メカニズムを提案した。
目次
(全4ページ)
  1. はじめに
  2. アルギン酸ゲルの特性評価
  3. アルギン酸のゲル化メカニズム
  4. おわりに
図表
  1. マンヌロン酸とグルロン酸の構造式
  2. M/G比によるゲル強度の違い
  3. M-およびG-richゲルの貯蔵弾性率と損失弾性率の周波数依存性
  4. 1 Hzにおける貯蔵弾性率と損失弾性率のM/G比依存性
  5. M-およびG-richゲルの誘電率顕微鏡およびTEM観察像
  6. M-およびG-rich水溶液、ゲルの誘電率顕微鏡観察像
  7. M-およびG-richアルギン酸のゲル化過程における粘弾性変化
  8. G-richアルギン酸のゲル化過程におけるSAXS変化
  9. G-richアルギン酸のゲル化過程における1H pNMRカーブの変化
  10. M-およびG-richアルギン酸のゲル化過程における粘弾性(図7再掲)、架橋点サイズ、および分子運動性の変化
  11. アルギン酸のゲル化メカニズム仮説
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