DDS技術に用いられるバイオマテリアルの現状と分析・評価への取り組み

記事No. 201910-02
タイトル

DDS技術に用いられるバイオマテリアルの現状と分析・評価への取り組み

著者 表面科学研究部 村司 雄一
要旨 近年、医薬品の副作用の軽減や有効性の向上を目指し、ドラッグデリバリーシステム(DDS:Drug Delivery System)に着目した研究・開発が進められている。DDSに用いられるキャリアとして、リポソーム、高分子ミセル、無機ナノ粒子といったバイオマテリアルやDrug Conjugates(ADC等)が挙げられる。
その中でも当社はリポソームの分析・評価技術の確立に注力しており、難易度が高いTEM(透過型電子顕微鏡)、AFM(原子間力顕微鏡)を中心にリポソームの分析事例を紹介する。
目次
(全4ページ)
  1. はじめに
  2. DDSによる基礎技術と各種キャリアの特徴
  3. リポソームの分析・評価事例
  4. おわりに
図表
  1. DDSに用いられるキャリア
  2. DDSによる腫瘍ターゲッティングアプローチ
  3. 主なDDSキャリアの比較
  4. リポソーム製剤の品質評価項目と手法
  5. リポソームのDSC測定結果
  6. リポソームのゼータ電位測定結果
  7. リポソームのExtrusion処理前後の粒度分布
  8. リポソームの平均粒子径および多分散指数
  9. リポソームのクライオTEM像
  10. AFM観察に用いたアニオン性リポソーム
  11. リポソームのAFM層(液中)
  12. ファースカーブ解析により得られた荷重-変形量曲線
  13. リポソーム弾性率(ベシクル強度)
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