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線膨張係数の実測値とシミュレーション推測値の比較
~ セルロースナノファイバーを用いた複合材料 ~

記事No. 201904-03
タイトル

線膨張係数の実測値とシミュレーション推測値の比較
~ セルロースナノファイバーを用いた複合材料 ~

著者 材料物性研究部 平野 孝行
要旨 シミュレーション技術の向上によって、物性値を推測する技術が発達している。一方で、推測した物性値が現物の挙動と異なる場合も多い。この原因のひとつとして、シミュレーションに用いるパラメータが使用する材料のものと相違していることが考えられる。
本稿では、近年注目の新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)を用いた複合材料について、CNFの配向および複合材料の線膨張係数を、実測値とシミュレーションによる推測値の比較検討を行った。さらに、シミュレーションに用いるパラメータの影響評価を行った結果について紹介する。
目次
(全4ページ)
  1. はじめに
  2. 試料
  3. 実測およびシミュレーション解析方法
  4. CNF配向の比較
  5. 線膨張係数(CTE)の比較
  6. まとめ
図表
  1. 実測・シミュレーションに用いた複合材料
  2. CNFのX線CT、3D SEM観察結果
  3. CNFの配向シミュレーション結果
  4. PP単体の線膨張率(ΔL/L0)温度曲線
  5. CNF 20%/PPの線膨張率(ΔL/L0)温度曲線
  6. 25℃の線膨張係数(CTE)
  7. シミュレーション解析に必要なパラメータ
  8. CNF 20%/PPのCTEシミュレーション結果(PP単体のCTE異方性の考慮有無)
  9. CNF 20%/PPのCTEシミュレーション結果(CNFの弾性率変化によるCTEの相違)
  10. CNF 20%/PPのCTEシミュレーション
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