分析・調査受託における機密保持について

株式会社東レリサーチセンター(以下「TRC」という)は、お客様(以下「貴社」という)の機密を保持するために、以下の通り誓約いたします。

  1. TRCは、分析・調査受託業務(以下「業務」という)のために貴社から提供された試料及び資料、口頭、書面又は電子メール等により貴社の機密である旨を明示して開示・提供された情報(口頭開示の場合は、開示後30日以内に貴社の機密である旨及びその内容を書面にてTRCに通知されたものに限る)、並びに業務の結果(以下総称して「貴社の機密情報」という)について、知得から5年間、貴社の書面による事前同意なしに、これらを第三者に開示又は漏洩いたしません。但し、次の各号のいずれかに該当する情報は貴社の機密情報には含めません。
    1. ① 貴社から開示されTRCが知得した時、すでに公知である情報、及び当該知得後TRCの責めに帰せられない事由により公知となった情報。
    2. ② 貴社から開示されTRCが知得した時、すでにTRCが知っていた情報。
    3. ③ TRCが正当な権限を有する第三者から機密保持義務を負うことなく適法に入手した情報。
    4. ④ 貴社の機密情報によらずTRCが独自に開発・創出した情報。
  2. 前項の規定にかかわらず、TRCの子会社(会社法第2条第3項の定義に従う)である東レテクノ株式会社(滋賀県大津市園山一丁目1番1号)(以下「TTK」という)とTRCは、貴社の機密情報を共有できるものとします。但し、TRCはTTKに対し、前項の規定に基づきTRCが負担する義務と同等の義務を負担させます。
  3. 第1項の規定にかかわらず、TRCが業務の全部又は一部を第三者に再委託する場合には、TRCは貴社の機密情報を当該再委託先に開示できるものとします。但し、TRCは、当該再委託先に対して、TRCが第1項の規定に基づき負担する義務と同等の義務を負担させます。
  4. TRCは、業務終了後速やかに、その返還を条件に提供を受けた試料、文書、図面、写真及び機材等を貴社に返還いたします。
  5. 業務に関する個別的委託契約が成立した場合には、業務は株式会社東レリサーチセンター約款(https://www.toray-research.co.jp/contact/agreement/)に従い遂行いたします。
  6. 本誓約は、前項に示す株式会社東レリサーチセンター約款に準じたものであり、当該約款の改訂に伴い、TRCの裁量で改訂できるものとします。