The TRC News

2020年3月号

  • 記事No. 202003-01

    リチウムイオン電池材料への各種in situ分析の応用

    in situ分析技術は、充放電中の電極活物質の構造変化解析や電池内での反応分布を直接観測するために不可欠であり、この技術を活用することで、材料開発やセル設計を進める上で、重要な知見を得ることができる。また、電池を駆動させながら、ということに限らず、電池材料の熱安定性や化学構造の温度依存性を知ることは、製品の性能改善のために有効である。本稿では当社で取り組んでいる、充放電や温度変化などの各種in situ分析を紹介する。

    著者: 構造化学研究部 青木 靖仁、辻 洋悦

    PDF FILE (PDF:486KB)

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2020年2月号

  • 記事No. 202002-01

    科学技術力は『生存の条件』である

    日本の科学技術は危機的状況にある。他国と比較しながら、現状を観察・評価することで、制度的、人的な問題点が浮き彫りとなった。その上で、今後の科学者や技術者の「個」、および、大学や企業、公的機関、国家の「組織」としてのあるべき形、課題を明示し、科学技術創造立国としての日本の進むべき道を提案する。(本稿は、2018年11月20日に東京コンファレンスセンターにて行われた当社主催「東レリサーチセンター40周年記念先端分析技術シンポジウム2018」での招待講演を基に構成したものです。)

    著者: 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)センター長
    野依 良治 氏
    PDF FILE (PDF:1,335KB)

2020年1月号

  • 記事No. 202001-01

    in-situ STEMを用いたMTJ膜の加熱分析

    近年、高感度ならびに低消費電力デバイスの需要が高まり、スピントロニクス分野では磁気メモリや磁気センサーなどが注目を集めている。これらのデバイスには、高い磁気抵抗効果が得られることからMTJ(magnetic tunnel junction)構造が広く用いられている。このMTJ構造は数nm程度の薄い積層膜から成り、原子レベルでの膜厚やラフネスおよび結晶性が特性を左右する。また、アニール温度によって磁気特性が変化することから、本稿では in-situ TEMを用いて、加熱に伴う結晶性や元素分布の変化過程をnmレベルで分析した事例を紹介する。

    著者: 形態科学研究部 清水 夕美子

    PDF FILE (PDF:2,621KB)

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  • 記事No. 202001-02

    酸化ガリウムの結晶構造解析及びイオン注入プロセス評価

    酸化ガリウム(Ga2O3)は次世代パワー半導体材料として注目を集めており、近年研究が盛んになってきている。半導体デバイスの信頼性、特性改善にはプロセス技術の最適化が必要であり、その評価方法が重要となる。本稿ではエピタキシャル膜の品質評価に必要な結晶構造解析と、デバイス特性への影響が大きいイオン注入プロセスにおける不純物、欠陥、キャリア濃度解析を行った事例を紹介する。

    著者: 形態科学研究部 橋本 愛

    PDF FILE (PDF:1,346KB)

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