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カーボンニュートラル実現に向けた最新分析技術セミナー(Web動画配信)

東レリサーチセンター カーボンニュートラルセミナー

01合成燃料の触媒反応・化学組成解析

合成燃料はカーボンニュートラルなエネルギー源として注目を集め、合成反応の触媒開発が進められています。
またその化学組成は石油由来とは異なる事が知られています。今回、新規導入した装置によりFT合成の触媒反応生成物をオンラインでGC/MS分析した事例や、GC×GCにより合成燃料の特徴的な化学組成を解析した事例を紹介します。

02CO₂還元用Ni触媒の状態および構造評価

CO2還元による炭化水素生成やFT合成などに利用される固体触媒は、水素還元前処理により、触媒活性を有する金属種を、酸化状態から金属状態に変化させて使用されることが多く、水素流通でのin situ 評価、もしくは水素還元後から測定まで大気遮断環境が求められます。
今回は、そのようなin situもしくは大気遮断環境で触媒の化学状態や構造を評価した事例を紹介します。

03in situ IR測定によるCO₂吸収材の性能評価

吸収速度の速さと低エネルギーでの再生という利点からCO2回収分野で注目されているアミン材料は、反応性が高い反面、使用環境によって吸脱着率の変化や不可逆的な劣化を引き起こすデリケートな材料です。今回は温度や雰囲気を制御しながらその状態を捉えるin situ IR測定を用いたアミン系材料の評価事例をご紹介いたします。

04陽電子消滅寿命法によるPEI薄膜のナノ構造評価

アミン含有CO2吸着剤は、カーボンニュートラリティの有望な候補です。CO2捕捉材料の機能性を向上させるためには、CO2拡散に関するアミン層のナノ構造をよりよく理解する必要があります。ガス輸送に関連するPEI薄膜のナノスコピックな自由体積を、陽電子消滅寿命技術を用いて評価し、巨視的特性と比較した事例を紹介します。

05リサイクルポリマーの臭気・変色原因解明

リサイクルポリマーを使用する場合、強度低下や外観不良、成形不良など様々なトラブルが生じるリスクがあります。今回、リサイクルPPを使用した場合の臭気原因解明を高分解能GC/MS及び官能試験によって、また、変色原因解明を2D-LC/MSによって解明しましたので、その分析事例を紹介します。