分析応用講座【有機微量分析(GC,GC/MS,HPLC,LC/MS)】

講座概要

本講座では、有機微量成分の定性・定量に不可欠な分離分析技術の基礎から応用までを解説します。
ガスクロマトグラフィー(GC)、ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)、液体クロマトグラフィー(LC)、液体クロマトグラフィー質量分析(LC/MS)といった代表的手法について、その原理、特徴、適用対象をわかりやすく紹介。実際の測定例を交えながら、各手法の使い分けや選択のポイントを解説し、分析精度や再現性向上のための留意点にも触れます。初心者から実務者まで、分離分析の重要性を体系的に理解できる内容となっており、実践的な分析スキルの習得を目指します。

カリキュラム

  • はじめに/有機分析イントロ
  • 各種クロマトグラフィーの概要紹介
    1. クロマトグラフィー(Chromatography)とは
    2. GC と LC の比較
    3. クロマトグラフィーの種類
  • ガスクロマトグラフ(GC)
    1. GC装置構成
    2. GCにおける検出器の特徴
    3. 分析実施例
  • 高速液体クロマトグラフ(HPLC)
    1. 装置構成
    2. 分析条件検討のポイント
    3. 各検出器による分析実施例
  • GC/MS
    1. 質量分析(Mass Spectrometry)とは
    2. 質量分析計の装置構成
    3. イオン化法の比較
    4. 分析実施例
    5. GC/MS (SIM、SRM)法による極微量定量
    6. 誘導体化GC法
    7. 分析実施例
  • LC/MS
    1. 質量分析計の装置構成
    2. イオン化法の比較
    3. LC/MS と LC/MS/MS
    4. 高分解能LC/MS(Orbitrap Fusion)の特徴
    5. 分析実施例
  • 最後に