分析講座【高分子レオロジー】

開催日時
2025年9月18日(木) 13:00~16:00
会場
オンライン配信
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※分析講座については、学生無料枠(10名様まで)を設定しております。
 大学生・大学院生は、無料で受講いただけますので是非ご検討ください。
※お申し込み前に、本案内末尾の「オンライン配信分析講座のご案内」をご確認ください。
受講料
44,000円(税込)
講師
株式会社東レリサーチセンター 研究部門 部長 高橋 秀明

講座概要

身の回りの材料の変形・流動の性質は複雑であり、弾性力学や流体力学での表現は困難である。
一方で、レオロジーは変形と流動の科学であり、例えば、「室温で固体状であるプラスチックが高温で溶融させて成形される」や、「チューブから出したマヨネーズは形を保って流れないが、スプーンでかき混ぜると抵抗なく混ざる」といった、材料が持つ複雑な性質を系統的に表すことができる。
粘弾性に代表されるレオロジー測定は汎用性が高く比較的簡便に行えるようになっているが、経験の浅い初心者にとっては、信頼性高いデータを得るための手順や解釈などで、頭を悩ますことが多い。
本講座では、高分子材料にフォーカスして、レオロジーの基本概念について解説するとともに、具体的な測定事例や解析事例も紹介する。

カリキュラム

  • レオロジーとは(概論)
  • 事例紹介(基本編)
    1. 粘弾性の角周波数依存性(変形時間で性質が変わる)
    2. 粘弾性の温度依存性(粘弾性で反応をおう)
    3. 粘度の時間依存性(安定性を確認)
    4. 一軸伸長粘度(成形加工のパラメーター)
  • 事例紹介(応用編)
    1. 性能評価…静音化のための指標
    2. PETの溶融粘弾性
    3. 半導体封止樹脂の硬化シミュレーション、ゲル化点の決定
    4. 熱劣化したゴムの網目構造解析
  • 総合解析事例

オンライン配信分析講座のご案内

オンライン配信分析講座とは?

  • 本講座はコミュニケーションツール「Teams」を使ったライブ配信のウェビナー(オンラインセミナー)となります。
  • 講座開催日時に、ウェビナー参加用 Teams URLにログインしていただき、ご視聴頂きます。

お申込み後の流れ

  • 開催日時前に、申込み頂いたメールアドレスに分析講座参加用のTeams URLをお送りいたします。
    ※参加用URLは本講座に申込み頂いた方共通となります。相互に受講者の方の実名がわからない様、弊社で各参加者の氏名、アドレスを非表示とさせていただきます。
  • 事前配布資料は、当日までにPDFファイルで配布しますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固くお断りいたします。

注意事項

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  • 万が一、当社のインターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止した場合には、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させて頂きます。
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