分析応用講座【水中の溶存有機物分析-概論-】
- 開催日時
- 2019年8月29日(木)13:00~16:30
【申込締切:2019年8月28日(水)正午まで】
- 会場
- 東京都中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル 8階
(株式会社東レリサーチセンター内 第2会議室)
地図はこちら (Google Map)
- 受講料
- 45,000円(税込)
アカデミック価格について
- 講師
- 東レテクノ株式会社 次長 馬場大哉
申し込み受付を終了しました。
講座概要
水中の有機物分析は、汚染・汚濁解析、性能・技術評価等幅広い分野で必要とされ、実施されています。
<実施事例>
- 各種用水の有機汚染解析
- 河川湖沼の有機汚濁解析
- 水処理装置の性能評価
- 有用有機物質の分離精製
一方で、溶存有機物の種類は多く、適用可能な分析手法は多岐にわたります。 目的に応じた有機物分析を実施するためには、各分析手法の特徴を把握することが非常に重要です。
本講座では、水中の溶存有機物分析について、その概要と適用可能な分析手法の特徴(長所・短所)について講義します。分析技術者、水処理関係技術者、水中の有機物関係の研究初学者の方に最適です。
カリキュラム
水中の有機物の分類・種類
水中の有機物は、生物由来のバイオポリマー等と、人工的に合成された化学物質に大別されます。
人工的に合成された化学物質は、一般的に低分子であり構造が明確であるものが多いためGCやHPLC等の機器分析の適用が可能です。
バイオポリマーやその分解物は、混合有機物であることが多い特徴が有ります。
本項目では、このような有機物の分類や種類、起源について概説します。
人工的に合成された化学物質は、一般的に低分子であり構造が明確であるものが多いためGCやHPLC等の機器分析の適用が可能です。
バイオポリマーやその分解物は、混合有機物であることが多い特徴が有ります。
本項目では、このような有機物の分類や種類、起源について概説します。
- 有機物の起源と物質循環の概要
- 分子量と有機物種類の分類
各有機物の分析手法
本項目では、水中の溶存有機物の種類毎に、有機物の基礎性状、分析手法の種類、分析原理と得られる結果の特徴を講義します。
- タンパク質
- 糖類
- 脂質
- 腐植物質(フルボ酸,フミン酸)
- その他の有機物(有機酸等)
- 関連する分析手法
- 分子量分画(GPC,HPLC-SEC,LC-OCD)
- 全有機炭素分析、その他
事例紹介
水道水・排水の分析,泡立ち原因分析,極性分画法
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