特別講座【タンパク質の質量分析でなにがわかるか?質量分析の基礎と応用】NEW

開催日時
2019年7月4日(木)10:30~16:30
【申込締切:2019年7月3日(水)正午まで】
会場
東京都中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル8階
地図はこちら (Google Map)
受講料
50,000円(税込)
<アカデミック価格について>
講師
平野 久(群馬パース大学大学院保健科学研究科 教授 横浜市立大学 名誉教授・特任教授)
植田 幸嗣(公益財団法人 がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター がんオーダーメイド医療開発プロジェクト プロジェクトリーダー)
谷口 理恵(株式会社KMデータ代表取締役社長)
川上 隆雄(株式会社メディカル・プロテオスコープ 取締役・生体分子解析部部長)

諸注意・確認事項を確認の上、申し込む

<特典>
本講座をご受講頂き、東レリサーチセンターにプロテオーム解析をご依頼頂いた場合、
分析ご依頼額*から受講料相当額(50,000円(税込))を割引いたします。この機会を是非ご利用ください。 詳細ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。

  • * 9月末日までのご依頼で、500,000円(税込)以上の案件に限ります
  • アカデミック価格でのお申込みは除きます

講座概要

タンパク質の分析技術として質量分析法がさかんに用いられています。現在の質量分析は、生体内で発現しているタンパク質群の動態や翻訳後修飾の網羅的な分析を通じて、各種疾患を含む生命現象の全体像をつかむ研究に貢献しています(プロテオミクス)。 

本講座では、「タンパク質の質量分析でなにがわかるか?」について、以下の項目ごとに原理から具体的な検出・解析方法、応用までを講義します。

  • 質量分析の原理
  • 生体タンパク質の網羅的な解析
  • タンパク質複合体構成成分の解析
  • 血液中の診断マーカーの効率的な検出
  • 翻訳後修飾の検出と診断への利用
  • エクソソームタンパク質の解析
  • エクソソーム中の診断マーカーの開発
  • 分子ネットワークによるプロテオームデータの解釈
  • (参考紹介)タンパク質の質量分析の実際

受講対象

「質量測定を中心としたタンパク質分析技術の基礎を理解したい」方々を対象にカリキュラムを組みました。また、エクソソームの分析、臨床研究や分子ネットワーク解析を取り上げ、最新のトピックにも触れられる内容にしました。未経験の方に充分ご理解いただけるように平易な解説に努めます。みなさまのご参加をお待ちしております。

カリキュラム

午前 【10:30 ~ 11:45】

はじめに 講座概要と講師の紹介(東レリサーチセンター) 10分

質量分析の原理(川上) 20分

質量分析は、タンパク質分析に無くてはならない技法のひとつです。この分野で使われている質量分析の原理、装置、および測定データの構成などについて解説します。

生体タンパク質の網羅的な解析(川上) 45分

プロテオミクスの基礎編です。今さら聞けないような初歩的なところから、これだけは押さえておきたい基本事項まで含めて講義します。

昼休憩 【11:45 ~ 12:45】

午後の部① 【12:45 ~ 13:45】

タンパク質複合体構成成分の解析(平野) 20分

複合体構成成分の精製と質量分析計による同定について講義します。

血液中の診断マーカーの効率的な検出(平野) 20分

血中バイオマーカータンパク質を検出する効果的な方法について講義します。

翻訳後修飾の検出と診断への利用(平野) 20分

タンパク質における翻訳後修飾の役割、診断マーカーとして利用できるかについて講義します。

休憩 【13:45 ~ 14:00】

午後の部② 【14:00 ~ 15:00】

エクソソームタンパク質の解析(植田) 30分

エクソソームとは何か、エクソソーム精製とエクソソームタンパク質の分析方法について紹介します。

エクソソームを利用した診断マーカーの開発(植田) 30分

エクソソーム中のタンパク質やRNAを用いたリキッドバイオプシー開発の現状について講義します。

休憩 【15:00 ~ 15:15】

午後の部③ 【15:15 ~ 16:20】

分子ネットワークによるプロテオームデータの解釈(谷口) 50分

質量分析計の進歩に伴い、多くのタンパク質を測定する事が可能になった一方で、結果の解釈が難しくなってきています。タンパク質同士が、生体内でどのような制御を及ぼしあっているのかを、信頼度の高いデータベースから引き出すことで、変化の起きたシグナルの推測が可能です。分子ネットワーク解析を用いたプロテオームデータの意味づけについてご紹介します。

タンパク質の質量分析の実例(東レリサーチセンター) 15分

実際にタンパク質の質量分析を行う場合、サンプルをどのように準備し、どの様な点について注意して分析すればよいかを東レリサーチセンターのケースに基づき紹介します。また、実際の分析事例も紹介します。

全体質疑応答 【16:20 ~ 16:30】 10分

諸注意・確認事項を確認の上、申し込む