シャドーモアレ方式反り測定(基板・半導体パッケージ・電子部品)

シャドーモアレ(Shadow Moiré )計測技術を利用して、基板やパッケージ/部品などの表面の反りを測定します。
特に実装工程やリフロー加熱中に発生する反り・変形・たわみを温度依存で捉え、接合不良の撲滅や初期品質の向上に役立てます。
測定結果を基に、部品実装におけるショート/オープン不具合低減のための反り低減・最適化手法をご提案します。

サービス内容(反り・変形・たわみの評価)

  • 薄型基板/異種材料積層基板/半導体パッケージ/電子部品の反り測定
  • 実装加熱・リフロー中の反り挙動を温度プロファイルで可視化
  • 特定エリアの反り測定(切出し解析、局所評価)
  • 水平方向/垂直方向/対角方向の反り毎に、反り量ばらつき解析
  • 反った基板と部品(BGA等)のGap解析
  • パターン残銅率と反りの相関解析、反り断面解析、形状三次元(左右対称性、ねじれ 等)

反った基板と部品のGap解析

シャドウモアレ反り測定器

反り測定と改善のサイクル(実装・リフロー工程を想定)

  1. 実装・リフロー温度プロファイルを想定した反り測定
  2. 材料・構造・残銅率・熱履歴など、変形/たわみ要因の解析
  3. 反り起因のリスク予測と、反り低減のための条件を分析
  4. 条件変更後の再測定による最適化

反り測定と改善のサイクル

各ステージにてリスク予測と改善提案

特徴・効果

規格準拠の反り測定

IEC 60191-6-19、JEITA ED-7306に準拠したシャドーモアレ方式で反りを評価します。

リフロー中の反り・変形を可視化

室温~Max.300℃から室温の反り挙動を温度依存で捉え、変形・たわみの発生タイミングまで追跡します。

パッケージ/部品とのGap解析

BGAパッケージや部品実装時のGap量に応じ、ショート/オープンを防止する最適な施策を提案します。

不良ゼロに向けた最適化支援

基板材料構成・設計からはんだ量・温度プロファイル条件まで、多角的に解決方法を提案します。

実績(対象分野)

  • ウェアラブル機器、スマートフォン、ノートPCなどのポータブル機器
  • 大型、小型通信機器、電子制御ユニット
  • 車載機器
  • 各種装置の実装基板ユニット

測定事例

  • 基板の加熱時反り測定/部品搭載部の切出し反り測定
  • リフロー加熱によるBGAパッケージの反り・変形・たわみ挙動測定

基板の加熱時反り測定 部品搭載部分切り出し反り測定事例

リフロー中の加熱によるBGAの反り挙動

関連測定サービス

  • 触診式反り形状測定
  • レーザ非接触式反り形状測定
  • プロジェクションモアレ式反り測定
  • デジタル画像相関法(DIC)解析

よくあるご質問(反り・実装・リフロー)

  • Q:BGA以外の部品も反り測定が可能ですか?
     A:はい、LGAやQFN/底面電極部品、モジュール部品も測定可能ですので、ご相談ください。
  • Q:セラミックやガラス、板金等の材料単体の反りも測定できますか?
     A:はい、600mm×600mm以下であれば、測定可能な場合が多いですので、ご相談ください。
  • Q:リフローに一度通した後に、反り測定可能でしょうか?
     A:はい。リフローだけでなく、恒温槽によるベーキング等も可能です。