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表面分析・深さ方向分析が行えます

TRCSではXPS(X-ray Photoelectron Spectroscopy:X線光電子分光分析法)による材料の表面分析・深さ方向分析が可能です。
GCIB(Gas Cluster Ion Beam)を搭載しているため、表面の損傷を最小限に抑えた測定が行えます。【図1】

【図1】X線光電子分光装置

市販のポリエチレンフィルムをプラズマ処理(表面改質)した際の表面および深さ方向の変化をXPSで分析した結果を【表1】【図2】【図3】に示します。表面分析の結果、プラズマ処理によりフィルム表面のC-O、C-N、C=O、COO成分が顕著に増加し、酸素官能基の濃度が増加していることがわかりました。また、深さ方向分析の結果、約20nm(酸素濃度が半分になる深さを処理深さと定義)の深さまで改質されていることが確認されました。

【表1】表面分析の結果
【図2】表面分析の結果
【図3】深さ方向分析の結果

当社は、現地法人であるTRCSの利点を最大限に活用し、今後益々拡大する中国の先端分析需要にお応えし、中国での事業拡大を進めて参ります。

お問い合わせ

本内容に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。

  • 株式会社東レリサーチセンター 
    海外事業部 井上憲介
  • TEL: 077-510-9121
  • E-mail: Kensuke.inoue.a4[a]trc.toray *
  • 東麗分析技術開発(上海)有限公司
  • TEL: +86-21-3429-0155
  • E-mail: Inquiry_TRCS[a]toray.cn *

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