The TRC News

当社は、1982年1月に技術情報誌“The TRC News”を創刊し、以来一貫して、皆様の研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報発信に努めております。2016年4月より、より迅速に最新情報を皆様のお手元にお届けし、利便性を高め、ご興味のある記事を探しやすくするため、月刊ウェブジャーナルとして発行させていただいております。

今月度は、トヨタ自動車株式会社エレクトロニクス生技部の門口卓矢様によるパワーモジュールの実装構造の変遷、大型モールド樹脂の封止技術について掲載しております。また、医薬品の元素不純物ガイドライン(ICH Q3Dガイドライン)に基づく分析法バリデーションの実施例、水中含炭素物質の一種である溶存炭素の形態別測定について紹介をしていますので、随時御覧頂ければ幸いです。

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2017年9月号

記事No 表題 著者
201709-01 環境対応車向けパワーモジュールの実装技術
~大型モールド樹脂の封止技術~
パワーモジュールは、ハイブリッド車や電気自動車といった環境対応車向けパワーコントロールユニット(PCU)の主要な構成部品である。本稿ではトヨタ自動車の環境対応車への取り組みを示すと共に、パワーモジュールの実装構造の変遷、大型モールド樹脂の封止技術について紹介する(本稿は、2017年5月12日に開催された弊社主催「半導体分析セミナー2017」での、特別講演を基に構成したものです)。
トヨタ自動車株式会社 
エレクトロニクス生技部 
電子ユニット計画室 主幹 
門口 卓矢 氏
201709-02 ICH Q3D 元素不純物の分析法バリデーション実施例 医薬品の元素不純物ガイドライン1)(ICH Q3Dガイドライン、以下Q3Dガイドライン)は、欧州及び米国では2016年6月から、日本では2017年4月から新規製剤に適用されている。さらに、2017年12月には欧州市場の全製剤へ、また米国でも2018年1月より一般医薬品も含めたすべてに適用するとされており、海外ワークショップなどでは盛んに情報発信がなされている。その一方で、日本国内における既存製剤及び後発医薬品への適用時期については今のところ未定であり、欧米での動向を注視しているのが現状である。本稿では、Q3Dガイドラインに対する各極の動向を交え、元素不純物測定に際しての分析法バリデーションの実施例について、弊社のこれまでの経験を踏まえて紹介する。 無機分析化学研究部
大塚 達哉
201709-03 水中に溶存する含炭素物質(溶存炭素)の形態別測定 水中の含炭素物質は、粒子状炭素(Particulate Carbon)と溶存炭素(Dissolved Carbon)に大きく分けられ、さらに、有機炭素(Organic Carbon),無機炭素(Inorganic Carbon)に分けられ、計4つに分類される。本稿では、この内の溶存炭素について、形態別の測定法を紹介する。 東レテクノ株式会社 
環境科学技術部 
馬場 大哉、
生垣 加代子

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