加熱発生ガス 事例(1)
樹脂溶融時の発生ガス分析
樹脂を加熱溶融して成形する際に発生するガスは、成形機の汚染や金型の腐食に繋がる成分が含まれることがあり、発生ガスを分析し、組成を把握することはトラブルの原因解明に有用な情報となる。
ここでは、一般的な樹脂を溶融温度付近で加熱した際に発生するガスを吸着剤に捕集し、熱脱離GC/MS法で分析した例を紹介する。
ナイロン(66)溶融時発生ガス
PP溶融時発生ガス

ABS溶融時発生ガス

PBT溶融時発生ガス

樹脂主剤由来の成分の他、添加剤(難燃剤や酸化防止剤)由来の成分が検出されている。特に高沸点成分については、成形機内の冷却部に凝縮成分となり易く、汚染、腐食などの原因の一つに挙げられる。また、低沸点成分については、揮発性が高いために金型内の圧力変動に影響するなどといったように、発生ガスを分析することで、トラブルの原因解析に有用な情報を得ることができる。
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- 加熱発生ガスの分析メニュー
- 加熱発生ガスの分析メニュー
- 本事例における「分析機能と原理」
- 発生ガス分析(Evolved Gas Analysis)





















