金属・無機・セラミックス

金属・無機材料の分析には、材料種類や目的、更には試料の状態により、様々な分析手法が考えられるため、目的にあった手法を選択する必要があります。当社では、各種物性測定、構造解析、組成分析等により、総合的な材料評価を行っています。

物性測定

バルクから薄膜、微小域まで、様々なサイズで、力学物性をはじめとする各種物性分析や熱物性の測定を行います。

構造解析

結晶などの組成や状態、配向や粒界の状態や結晶欠陥・転移など調べる構造解析、製品の信頼性に関わる残留歪み・応力の評価など、様々な視点から材料の構造を評価します。

無機組成分析

主成分元素から微量不純物まで、長年の経験に基づくノウハウを駆使して、信頼性の高い測定結果をご提供します。

分析メニュー

項目 手法
物性測定 力学物性 弾性率 バルク/引張(圧縮)試験
薄膜・微小域/ナノインデンテーション法
熱歪み解析 歪みゲージ法
熱物性 線膨張係数 バルク/TMA法、レーザ干渉法、歪みゲージ法
薄膜/薄膜ストレス測定法
比熱容量 DSC法
熱伝導率 バルク/フラッシュ法
薄膜/光交流法、3ω法
微小域(熱伝導性)/µ-TA
構造解析 (結晶)構造解析 X線回折、Raman、TEM(電子回折)、EBSD
FT-IR、固体NMR、XAFS
歪み・応力 Raman、X線回折、TEM(n-ED)
粒界・欠陥・転位 TEM、SEM、CL(カソードルミネッセンス)
PL(フォトルミネッセンス)
無機組成分析 主成分分析 蛍光X線分析
ICP-AES(誘導結合プラズマ-発光分光分析法)
微量不純物分析 GDMS(グロー放電質量分析法)
ICP-MS(誘導結合プラズマ-質量分析法)
ICP-AES(誘導結合プラズマ-発光分光分析法)