• HOME
  • 企業情報
  • 中国事業について
  • 加熱発生ガス分析に対応できるようになりました

加熱発生ガス分析に対応できるようになりました

当社は、2018年8月に中国に東麗分析技術開発(上海)有限公司(Toray Research Center (Shanghai) Co., Ltd. (略称:TRCS)「以下、TRCS」)を設立し、先端分析・評価業務を行っております。

この度、多くのお客様からご要望をいただいておりました加熱発生ガス分析に対応できるようになりました。従来から所有しておりますGC/MSに、新たに加熱装置を取り付けることによって、分析試料を加熱(最高温度250℃)したときに発生するガスの成分分析が可能になりました【図1】。

【図1】
例として、市販のPPフィルムを90℃まで加熱したときに発生したガスの分析結果を【図2】に示します。酸化防止剤や可塑剤に由来すると推測される成分が検出されていることがわかります。

図2 PPフィルム(市販品)から発生したガスのトータルイオンクロマトグラム

【図2】
当社は、現地法人であるTRCSの利点を最大限に活用し、今後益々拡大する中国の先端分析需要にお応えし、中国での事業拡大を進めて参ります。

お問い合わせ

本内容に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。

  • 株式会社東レリサーチセンター 
    海外営業部 松田幸久
  • TEL: 03-3245-5665
  • E-mail: yukihisa.matsuda.y2[a]trc.toray *
  • 東麗分析技術開発(上海)有限公司
  • TEL: +86-21-3429-0155
  • E-mail: inquiry.trcs.mb[a]mail.toray *

*: [a]は@に置き換えてください。