分析応用講座【現行および次世代電池材料の分析技術 ~リチウムイオン電池、全固体電池の分析~】NEW

開催日時
2019年1月24日(木)13:00~16:30
【申込締切:2019年1月23日(水)正午まで】
会場
東京都中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル8階
地図はこちら (Google Map)
参加費用
45,000円(税込)
<アカデミック価格について>
講師
株式会社東レリサーチセンター 研究部門 室長 青木靖仁

申し込み受付を終了しました。

講座概要

リチウムイオン電池(LIB)は、その性能の向上を目指して様々な材料の研究開発が進められています。
現行のLIBは、負極の高容量化や正極の高電位化の検討が行われており、その一方で、次世代電池の候補となる全固体電池への期待も高まっています。いずれも、その特性の向上に向けた多くの報告があり、安全性、耐久性の確保など実用化に向けた製造プロセスの確立などが課題として挙げられています。

現行LIBの性能向上、また次世代電池の実用化に向けた取り組みを進めるうえで、構成材料の分析評価技術はますます重要性を増しています。本講演では、高容量負極を含む電極の構造変化解析、固体電解質の作製条件の最適化、電極作製プロセスへの適合性など、基礎研究から実用化に向けた開発において有効と考えられる分析事例を中心に紹介します。

カリキュラム

現行リチウムイオン電池の分析技術
  1. 高容量負極を含むリチウムイオン電池の劣化要因解析
    容量測定等を活用して変化部位の確認を行ったうえで、分析の内容を決定していきます。今回は、負極の形態観察や組成分析をSEMやSPMを活用して実施した事例を紹介します。
  2. in situ分析を用いたリチウムイオン電池の劣化解析
    X線回折を活用した充放電時の活物質の構造変化を評価します。
    サイクルに伴う回折プロファイルの変化から、活物質の構造変化に関する情報を取得した例を用いて説明します。
  3. リチウムイオン電池の安全性評価への分析的なアプローチ
    安全性試験を実施した際に、電池内部でどのような現象が進行したのかを、機器分析を用いて解析します。その結果を用いることで、安全性試験時に生じた現象の反応メカニズムが解析できます。
全固体電池の分析技術
  1. 材料設計・製造プロセスの最適化
    固体電解質の組成分析やイオン電導度の向上に寄与する熱処理など材料設計や製造プロセスの最適化に必要と思われる分析データについて説明します。
  2. 電極作製プロセスへの適合性
    固体電解質の実用化の際に重要となる、機械特性評価(弾性率、硬さ)など、不活性雰囲気下での測定結果を紹介します。
  3. 全固体電池電極の形態観察及び安全性評価
    現行のLIBと同じく、全固体電池においても、部材の安全性評価は重要な課題です。加熱時の発生ガス分析(TPD-MS)や、微量の金属リチウムの検出方法について、説明します。

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