分析基礎実習【高分子材料の熱分析】

多くのご要望を頂戴しておりました実習付き分析講座です。
少人数での開催のためお早目にご検討下さい。

開催日時
2017年11月8日(水)13:00~17:00 (集合 12:30)
【申込締切:2017年10月27日(金)】
会場
滋賀県大津市園山3-3-7(東レリサーチセンター 研究部門(滋賀))
地図はこちら (Google Map)
最寄駅:石山駅(京都駅から15分程度)
☆ 集合場所等の詳細ご案内はお申込み頂いたお客様にご連絡致します。
参加費用
108,000円(税込)
講師
研究部門 研究員 古島圭智
特記事項
企業・研究機関にご所属の方を対象としております。
同業他社の方からのお申込みはご遠慮頂いております。
お申し込み後、実習に際しての遵守事項、秘密保持に関する誓約書のご提出をお願いします。
申込締切日までに最低開催人数に達しない場合は開催を延期する可能性があります。
銀行振込をご選択された場合、本講座の請求書の発送は10月27日頃を予定しています。

申し込み受付を終了しました。

実習概要

熱分析とは「物質の温度を調節されたプログラムに従って変化させながら、その物質のある物理的性質を温度の関数として測定する一群の技法」です。 示差走査型熱量計(DSC)を用いると、材料の融点、結晶化温度、ガラス転移温度、比熱、相転移熱量、反応速度などを求めることが可能です。
また、熱重量測定(TG)を用いることで、加熱中の酸化・熱分解等に伴う重量変化を捉えることが可能です。

最近の熱分析装置は、汎用性と実用性に優れ、簡便に操作できるようになっていますが、専門的知識や経験の浅い初心者にとっては信頼性の高いデータを得るための手順やチャートの解釈などで頭を悩ますことが多々あります。

本講座では高分子材料(熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂)を題材として、熱分析の座学と実際の装置を用いた実習を行います。
高分子材料の熱分析に携われている方、熱分析が必要な研究開発プロジェクトに携われている方に最適です。

カリキュラム

13:00~13:30 イントロダクション、東レリサーチセンター ラボ見学
13:30~14:30 熱分析の基礎(座学)
TG、DSC、温度変調DSC、高速カロリメトリ― の原理 等
14:30~16:30 熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂の熱的特性(座学&実習)
座学:高分子材料の測定データの解釈と測定例 等
実習:測定試料準備、試料のセット、測定時の注意点 等
実演を中心とし、試料処理や測定の一部作業を実施頂く

<取扱い予定材料>
熱可塑性樹脂:ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン
熱硬化性樹脂:エポキシ樹脂、CFRP

16:30~17:00 全体質疑応答 等
  • 進捗により時間が前後する場合があります。
    途中休憩を挟みながら進めます。

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