分析基礎講座【熱分析】
- 開催日時
- 2017年6月16日(金)13:00~16:30【申込締切:2017年6月15日(木)】
- 会場
- 東京都中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル 8階
(株式会社東レリサーチセンター内 第2会議室)
地図はこちら (Google Map)
- 参加費用
- 40,000円(税込)
- 講師
- 研究部門 研究員 古島圭智
申し込み受付を終了しました。
講座概要
熱分析とは「物質の温度を調節されたプログラムに従って変化させながら、その物質のある物理的性質を温度の関数として測定する一群の技法」です。
示差走査型熱量計(DSC)を用いると、材料の融点、結晶化温度、ガラス転移温度、比熱、相転移熱量、反応速度などを求めることが可能です。
また、熱重量測定(TG)を用いることで、加熱中の酸化・熱分解等に伴う重量変化を捉えることが可能です。
最近の熱分析装置は、汎用性と実用性に優れ、簡便に操作できるようになっていますが、専門的知識や経験の浅い初心者にとっては信頼性の高いデータを得るための手順やチャートの解釈などで頭を悩ますことが多々あります。
本講座では、DSCやTGの基本原理や測定時の注意点について述べ、高分子材料(熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂)にフォーカスしたチャートの見方や解析例を紹介します。
さらに、高速カロリメトリー(FSC)を用いた最新の研究例も紹介します。
従来とは異なる熱分析手法を模索しておられる方の受講もお待ちしております。
カリキュラム
熱分析とは?
TG
- TGの原理
- TGデータ解釈(基本と応用例)
DSC
- DSCの原理
- DSCデータ解釈(基本と応用例)
温度変調DSC
- 温度変調DSCの原理
- 温度変調DSCデータ解釈(基本と応用例)
高速カロリメトリー(FSC)
- 高速カロリメトリー(FSC)の原理
- 高速カロリメトリー(FSC)によるデータ解釈の深化(基本と応用例)
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