分析基礎講座【電気化学の基礎】

開催日時
2017年3月23日(木)13:00~16:30【申込締切:2017年3月22日(水)】
会場
東京都中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル 8階
(株式会社東レリサーチセンター内 第2会議室)
地図はこちら (Google Map)
参加費用
40,000円(税込)
講師
森田敬愛(社外講師)

申し込み受付を終了しました。

講座概要

本講座は、数式の導出などは必要最小限にして、電子移動を伴う電気化学反応のイメージを作り上げ、燃料電池内部で起こっている反応を電気化学的に理解することを最終目標とします。
「燃料電池反応は水電解の逆反応」と一言でよく説明されますが、これらの反応が電気化学的にどのように進むのかをきちんと説明することは意外と難しいものです。

カリキュラムその1では、水電解の進む過程を電気化学的に理解し、その逆反応である水素酸化反応および酸素還元反応の理解へとつなげ、燃料電池の内部で起こっている反応を理解するために必要な電気化学の基本事項を解説します。

カリキュラムその2では、実際の燃料電池の内部で何が起きているのかを、カリキュラムその1で取り上げた電気化学の基本事項に基づいて理解していきます。
さらに、燃料電池の性能を左右する因子を挙げ、電気化学の視点で理解を深めていきます。

燃料電池の仕事にこれから初めて関わる方、すでに燃料電池に関わっているが電気化学の基本を今一度振り返りたい方、技術系ではないけれども燃料電池の勉強をする必要に迫られている方、などに受講をお勧めします。

カリキュラム

その1~燃料電池を理解するための電気化学
  1. 序章~エネルギーの変換
  2. 水の電気分解を理解する
  3. 電気化学測定の基礎
  4. 電気化学反応を支配する因子
  5. 知っておきたい電気化学測定法
  6. 触媒のキャラクタリゼーション法
  7. まとめ
  8. 電気化学に関する教科書
その2~実際の燃料電池を理解する
  1. 燃料電池の概要
  2. 燃料電池の性能を支配する因子
  3. 電極触媒の活性
  4. 触媒のPt比表面積
  5. 触媒の比活性
  6. 触媒の耐久性
  7. 触媒の重量活性の向上
  8. 電解質膜の劣化
  9. まとめ

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