構造化学研究部

導入装置一覧

  • TD-NMRを導入しました

    2017.04

    このたび材料の研究・開発支援のニーズに応えるべくTD-NMR(Time Domain NMR, パルスNMR)を導入しました。TD-NMR(パルスNMR)は、ポリマーの高次構造や架橋度の違い、ゴムの加硫状態の違いなどを分子運動性という観点から評価することができます。
    さらに、測定時間が短いことから、架橋反応等の進行度合をin situ で追跡することも可能です。お問い合わせをお待ちしております。

  • AFM-RAMANを導入しました

    2016.10

    ナノメートルスケールでの構造解析ニーズに応えるべく、AFMとラマン分光器を融合したAFM-RAMANを導入しました。本装置では、AFM像と同一カ所において、10nm程度の空間分解能で、ラマンによる組成・構造のイメージ取得が可能となります。
    適用分野としては、カーボン材料の微小部構造解析、多層フィルムやブレンド系ポリマー等の界面解析、導電デバイスの応力評価、生体試料、医薬品等の構造分布評価等です。お問い合わせお待ちしております。

  • 高速・高感度CLを導入しました

    2016.04

    構造化学研究部では、このたび最先端デバイス開発のニーズに応えるべく新しいコンセプトのカソードルミネッセンス(CL:Cathodoluminescence)装置を開発・導入しました。本装置では、低加速・大電流電子銃によるナノメートルオーダーの最表面分析や専用ソフトウェアを用いた高速・高感度スペクトルマッピング(波長分布、半値幅分布、強度分布)が可能となりました。適用分野は、各種極薄膜の欠陥評価、プロセスダメージ評価(ドライエッチング、イオン注入等)、素子の応力、組成、不良・故障解析(LED, LD, HEMT, SiCパワー等)、ナノ構造体、セラミックス、 酸化物半導体等です。お問い合わせお待ちしております。

  • 新規固体NMR装置を導入致しました

    2015.08

    新たに、拡散係数測定や高温測定が可能となりました。
    世界最高レベルでの磁場勾配により、従来の装置では難しかった、拡散速度の遅いゲルや固体電解質等の半固体中の拡散係数測定が可能となりました。
    セパレーター中のイオン伝導の評価も可能です。
    また、更なる高温測定(~350℃)が可能となったことにより、エンジニアプラスチック等の溶媒に不溶な高融点ポリマーについても 高分解能スペクトルの取得が可能となり、より詳細な構造解析が可能になりました。
    (適用物質:エンプラ、無機材料)
    ぜひ一度、新規固体NMRでの分析評価をお試しください。

    導入技術

    技術 従来(当社) 新規導入装置 可能になった測定
    高温 固体 NMR ~290℃ ~350℃
    日本企業初
    350℃までの高温固体NMR測定
    パルス磁場勾配
    (拡散係数測定)
    12 T/m (最大値) 24 T/m (最大値)
    世界最高レベル
    溶液~半固体の拡散係数測定
  • AFM-IR(nanoIR)を導入しました

    2013.06

    構造化学研究部では、空間分解能100nmで赤外分析が可能なAFM-IR(nanoIR)装置を新規に導入しました。AFM-IR(nanoIR)はAFMと赤外分光法を組み合わせた新しい分光手法です。AFM-IR(nanoIR)装置により、従来赤外やラマン分析で行ってきた構造解析を、100nmという非常に高い空間分解能で行うことが可能になります。適用分野は、ポリマーブレンド等の海島構造や積層フィルム、極微小異物、界面の構造解析、繊維やフィルムの内外構造差の分析などが挙げられます。高分子の配向・結晶性といった高次構造解析も100nmの空間分解能で可能です。また、マッピング機能も保有しており、添加剤の凝集・分散状態評価などにも適用可能です。お問い合わせお待ちしております。

  • 極薄膜にも対応可能なXRR装置を導入しました

    2012.09

    構造化学研究部では、新たに9kw回転対陰極型X線反射率測定(XRR)装置を導入しました。
    本装置は現有装置に比べて高輝度・高強度であり、ダイナミックレンジが3桁向上したことにより、従来評価不可能であった1nm~の極薄膜に対しても膜厚・密度・ラフネスの評価ができるようになりました。また、強度重視or分解能重視が選択可能となり、様々な膜構成に対して最適な光学系を用いて測定することが可能です。
    その他、X-Y可動試料ステージを搭載しており、面内での膜厚・密度のマッピング測定を行うことも可能となりました。
    半導体材料だけでなく工業材料などにも幅広く適用できることから、膜質・膜構成について評価をお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。

  • 600MHzの固体/溶液NMR装置を導入しました

    2011.09

    構造化学研究部では、新たに600MHzの固体/溶液NMR装置を導入しました。当社保有の従来装置と比較して、本装置はより高磁場であるため、高分解能スペクトルが得られます。
    また、新たな機能である固体NMR用マイクロプローブを用いると、1mg程度と従来の1/10~1/300の微量試料量で、固体NMRによる構造解析が可能となります。さらに、高分解能固体1H NMR測定法、混合物のスペクトルを緩和時間によって分離するROSY法等、最新の測定法を用いた分析が実施できます。
    高分子や医薬品、無機物等の幅広い材料の構造解析、分子運動性解析に有用です。

  • 高感度パルスESR装置を導入しました

    2010.04

    構造化学研究部では、不対電子をより高感度で検出する事ができる新規ESR装置を導入しました。新規装置の「検出下限」は、当社保有の従来型ESR装置と比べて約1桁程度下がり、より微量の不対電子の検出が可能です。また本装置では、パルスマイクロ波を用いたESR測定も可能であり、これまで難しかった「緩和時間、金属の価数、不対電子まわりの核環境」の評価が可能になります。Si薄膜中の欠陥量の定量、自動車触媒に発生する酸素ラジカルの定量など、種々の工業材料をはじめとして、金属タンパクといった生体試料まで、幅広い分野で適用が期待されますので是非ご用命下さい。

保有機能

分野 機能 装置
1次構造 官能基評価 IR、NMR、UV-vis、ラマン
骨格構造 ラマン、NMR、XRD、IR
架橋構造 NMR
高次構造 配向 ラマン、WAXD
結晶性 (結晶子サイズ、結晶化度)、結晶多形 ラマン、WAXD、固体NMR
ラメラ ラマン、SAXS
非晶 ラマン、IR、固体NMR
欠陥構造 ラジカル ESR
欠損 CL、PL、EL、ESR
空孔 IR、エリプソメトリー、XRR
不純物 IR、ラマン、ESR、CL、PL、EL
UV-vis
応力・歪み 応力 ラマン、CL、PL
歪み XRD
キャリア   テラヘルツ、IR、ESR、ラマン、CL、PL