Toray Research Center

  • HOME
  • 分析対象
  • 分析メニュー
  • 分析事例
  • 会社案内
  • お問い合わせ
HOME > 分析事例 > 半導体 > MEMS・センサ・TSV
 

分析事例

半導体

MEMS・センサ・TSV  事例(1)

MEMS・TSVの先端分析技術 −応力・不純物・汚染評価−

LSIの微細化による高性能化が限界に近づくにつれて、新しいデバイス開発の流れとして、「More than Moore」という概念が注目されている。この概念はMEMSなど様々な機能とCMOSを融合して、新しい機能を創り出すというものである。ここでは「More than Moore」を実現するために必要な三次元積層技術として注目されているTSV(Through Silicon Via)およびMEMS(Micro Electro Mechanical System)の評価技術について紹介する。

TSVの評価技術

TSVにおける評価項目

SEMによる形状評価 ラマン分光法による応力評価

埋め込み性、Cuのボイド、粒径の評価が
可能
   

TSV近傍に発生するSiの応力はその近傍に存在するトランジスターの動作に影響を与える可能性があるため、応力が及ぶ範囲について知見を得ることは重要である。本試料では、角部において約60MPaの引張り応力が観測された。

SIMSによるCu中の不純物評価

Si基板を薄片化して、SiO2を露出させた後
表面に向かってSIMS分析を行った。

TSVのCu中におけるCl などの深さ方向不純物分布やバリア膜のCuバリヤ性について評価が可能である。

市販加速度センサーの評価

静電容量型加速度センサー解体後の形状観察

Optical photomicrograph SEM-image

MEMSデバイスは可動部を有していることが特徴であり、可動部を評価するためには、これを保護している封止膜を除去する必要がある。上記写真は市販加速度センサを解体し、センサ部を観察したものである。  その形状から、静電容量型の加速度センサであることがわかる。

センサー部表面の付着物評価(正二次イオン像(TOF-SIMS))

MEMSでは可動部がくっついてしまうスティッキングの問題があり、可動部表面の化学状態を知ることは重要である。今回解体した加速度センサーのセンサ部表面ではPDMS(ポリジメチルシロキサン)が検出された。