トップメッセージ

ご挨拶

東レリサーチセンターは、東レ株式会社の研究開発部門から、1978年6月に独立して発足しました。「高度な技術で社会に貢献する」という基本理念に基づき、研究開発や生産技術における「新製品・新機能の創出」、「原因解析」や「課題解決」の要請に対して、分析や物性解析による技術支援を行ってまいりました。

創業以来一貫して、皆様のお役に立ち、信頼を得ることを第一の目標として、「信頼性の高い技術を提供させていただくこと」(Technology)、「機密保持を厳守すること」(Trust)をモットーに努力を続けてまいりました。

世界では2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現するため、クリーンエネルギー創出やケミカル・マテリアルリサイクルが加速されています。環境・エネルギー問題の地球規模での拡大の中、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、および、DX技術・生成AI技術の発展が、今後、私たちの社会に大変革をもたらすことが予想されます。急変する技術革新の中で、皆様のご要望にお応えするために、世界初の新規分析装置開発や新規技術開発を継続して行い、経営陣と社員の不断の努力と、イノベーション(改革と創造)力により「世界最高水準の技術」と「お客様満足度」の向上をはかり、「世界一流の研究開発支援企業」を目指してまいります。

「先端分析」には、新たな「社会」を切り拓く力があります。新素材・新機能・新製品・新プロセスの創出と、製品・製造トラブルにおける高度分析による課題解決支援こそが、東レリサーチセンターの存在意義であると私たちは考えております。

当社は、今後ともCSR活動に注力し、正しいデータ解析結果の提供に加え、クリーンな経営に常に心がけると共に、東レ株式会社のグループ企業として、持続可能な社会の創生と社会的責任を果たしてまいります。

これからも、一層のご鞭撻とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
吉川 正信